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コンビニ・エバポ 第39弾

導入事例紹介(ユーザーズボイス)

「小スケールのサンプル濃縮」「生体サンプルの水分を留去」の際には、コンビニ・エバポが欠かせません!今ではC1が3台、C4ライトがほぼ毎日稼働しています!

第7弾のユーザーズボイスに続き再びお話をお伺いするのは、天然物化学全合成研究ケミカルバイオロジーバイオマーカーに関連する種々の研究プロジェクトを展開されている、臼杵 豊展 先生です。

インタビュー先:上智大学 理工学部 物質生命理工学科 臼杵 豊展 教授

臼杵先生のご研究内容

以前取材時とほぼ同様で、下記のとおり研究を行っております。
① 弾性線維エラスチン架橋アミノ酸desmosine類のバイオマーカー研究
② 深共晶溶媒によるアロマ成分を中心とした天然有機化合物の革新的抽出・単離法の開発
③ HAT(アフリカ睡眠病)治療候補薬セスキテルペンラクトンcynaropicrinの全合成および構造活性相関

コンビニ・エバポC4ライト導入のきっかけ

元々コンビニ・エバポC1を所有していて、便利に使っていました。
使用する人数が増え、順番待ちが発生するようになったため、より多くのサンプルを濃縮できるコンビニ・エバポC4ライトを導入しました。今では12名でC1×3台、C4ライト×1台を使用しています。
サンプル容量が多い場合はロータリーエバポレーターを使用していますが、小さいスケールのサンプルが増えたこと、および以前と比べて生体サンプルが増え水分を留去するニーズが増えてきたことが、コンビニ・エバポを使用する頻度が高まった要因です。
 

実際使ってみて感じたこと

<利点>
一度に4サンプル濃縮できるのは効率がいいです!しかもC4ライトはコンパクトなので、スペースを占領しない点もいいですね。使用するバイアル容器のサイズが適合するのであれば、C4ライトはおすすめです。
もしかしたら、準備・片付けも含めた合計時間で言えばロータリーエバポと比べて、約1/2の時間短縮となったのではないでしょうか。
あと、使い方や部品交換もyoutubeが公開されているので、凄く便利です!
<ご要望>
正直、コンビニ・エバポは機能面では完璧な装置だと思っています!
しかし、もっと多くのサンプルの濃縮を行いたいものの、新たに増設するスペースがありません。コンビニ・エバポC1くらいの大きさでより多くのサンプルを濃縮できれば理想です。8~10検体ほど同時に濃縮できるといいですね。

取材者のコメント

臼杵先生、ご多用の中、ユーザーズボイスの取材にご協力をいただきありがとうございました。
研究室にお邪魔した際、コンビニ・エバポC1の紫色・緑色・青色、コンビニ・エバポC4ライトの赤色と、弊社が揃えるカラーラインナップが全て網羅(コンプリート?)されていて、感動いたしました!また課題に感じる点をお聞きした際に、「コンビニ・エバポは完璧!」とメーカー冥利に尽きるお言葉をいただき大変光栄でした。
現在の先生のお悩みである装置の設置スペースがない点につきまして、例えばスタッキング用の棚などを用いたスペース有効活用のご提案を検討しております。
またお話の中で「コンビニ・エバポはアカデミアでは口コミなどで浸透してきたけれど、民間企業ではまだまだ知られていない」とご教示いただきました。弊社としても、より多くのユーザー様のお役に立てるよう、名実ともに成長していけるよう努めて参ります。
今後も皆様の研究の効率化に役立てる製品を作っていきますので、どうぞ宜しくお願いします。

(取材担当:坪川)

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