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コンビニ・エバポ 第35弾

導入事例紹介(ユーザーズボイス)

水系溶媒の濃縮、微量サンプルの濃縮に最適!!
突沸による精製したサンプルのロスやコンタミを防止できる点が魅力的です。

今回は植物のケミカルバイオロジー、有機ホウ素触媒を研究テーマとする国立研究開発法人理化学研究所 草野 修平 先生に弊社製品のご意見やご要望を伺ってまいりました。
(インタビュー先 国立研究開発法人理化学研究所 環境資源科学研究センター
分子生命制御研究チーム 研究員 博士(理学)草野 修平 先生)

草野先生の研究内容

私の研究テーマは植物のケミカルバイオロジー有機ホウ素触媒です。
濃縮の目的は水系溶媒の濃縮と微量サンプルの濃縮です。

コンビニ・エバポ 導入のきっかけ

以前の職場にコンビニ・エバポがあり、使用していました。
使い勝手が良かったので、今の職場にも欲しいと思っていました。

これまでの作業

(コンビニ・エバポ導入前は、)ゲルろ過やシリカゲルカラムでの精製後に成分回収し、ロータリーエバポレーターを用いてサンプルの濃縮をしていました。
溶媒の種類は水―アセトニトリル、ジクロロメタンやメタノールで溶媒量は1~10ml程度。
容器はガラスバイアル/2ml 10ml 30mlを使用していました。
温度設定は40~50 ºCで濃縮頻度は2~3/週程度、作業時間はおおよそ1~6時間程度ですね。

     *写真はロータリーエバポレーターにバイアルを接続するコネクターを用いています。

コンビニ・エバポを使ってみて感じたこと

<利点>

コンビニ・エバポの良さは突沸のリスクを回避できる点が最大の利点だと思います。
水系の濃縮の際にロータリーエバポレーターを用いると、5回に1回の頻度で突沸していました…。その点、コンビニ・エバポは突沸による精製したサンプルのロスやコンタミを防止できるのは魅力的です。サンプルセットおよび動作確認後、濃縮が完了するまで他の作業が行えるのは大変助かります。これは突沸の心配の無いコンビニ・エバポでなければ出来ません。
他にも、濃縮操作や装置のメンテナンスなどが、誰にでも簡便に行える点も良いと思います

<課題>

現状で十分な機能を備えていると思いますが、強いて挙げるとすればタイマー機能でしょうか?電源の切り忘れが無くなるとは思います。
(※貴重なご意見ありがとうございます。実はタイマー機能があるといいなと言った声は他のお客様からも頂くことがありましたので、10検体モデルの『コンビニ・エバポC10』にて採用することとなりました。是非、2台目の導入をご検討いただけたら幸いです(笑))

取材者のコメント

今回、お話を伺った草野先生は、(植物のケミカルバイオロジー,有機ホウ素触媒)を研究テーマに取り組んでおられました。水系の濃縮をする際に突沸する恐れから他の作業ができないという課題がありましたが、突沸のリスクが無いコンビニ・エバポC1を導入したことで、安心して他の作業が行えるようになり作業効率も向上したと喜びの声を聞くことが出来ました。

草野先生が大学の頃からコンビニ・エバポを使用、現在の職場においてもご購入、継続して愛用して頂けていることが取材でわかり、大変嬉しく思います。

(取材担当:渡辺)

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