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コンビニ・エバポ 第8弾

導入事例紹介(ユーザーズボイス)

遠心エバポレータと使い分けています

お話を伺ったS様は、飲料メーカーで微生物由来の菌体構成成分の研究をされております。
今回は『コンビニ・エバポC1』を2台ご購入された経緯と感想をお伺いしました。
(インタビュー先:飲料メーカー 研究開発 S様)

S様のお仕事

主に微生物菌体を扱う仕事ですね。まず菌体構成成分を抽出して、 その中に含まれている目的成分の精製・同定を目指しています。

実験手順

精製・同定の方法は、有機溶媒で抽出した抽出物を遠心エバポレータで濃縮し、 次にHPLCで成分を分画、再び遠心エバポレータで濃縮して分析を行うといった手順ですね。

コンビニ・エバポC1 導入のきっかけ

<導入前の課題/導入の経緯>

この工程で2度使用する遠心エバポレータですが、社内の共有装置なので、 使いたいときに使えなかったり、グループによって 違うサンプルを使用するので、コンタミ(混入)が心配で。
実際に起きたことはなく、遠心エバポレータでも問題はないのですが、念には念をということもあり、 使い分けしたいので今回新たに専用装置として『コンビニ・エバポC1』を購入しました。

<コンビニ・エバポを知ったきっかけ>

代理店さんから頂いたカタログを見てですね。 飛ばすのが困難なDMSOなどの高沸点溶媒も飛ばせると書いてあり、 デモで性能を確かめてみようと思いました。

<デモ時のご感想>

デモの時はエタノールで検討しました。カタログ通りの性能でしたね!
ガス置換も可能なので購入しようと思いました。サンプルの酸化防止のため、 窒素雰囲気下での濃縮をよくしますね。 この機能があるおかげで、サンプルの保存が助かっています。
あとはコンパクトサイズ(A4サイズ)なので場所を気にしなくてよく 各実験で専用装置として設置できる点ですね。

使用頻度

頻度としては、ほぼ毎日ですね。これからさらに本格的に使っていきます

取材者のコメント

今回インタビューさせて頂きましたS様は、他サンプルのコンタミを気にされており、1回目の濃縮を遠心エバポレータで、2回目の濃縮を「コンビニ・エバポC1」で濃縮されているということでした。
さらに2回目の濃縮はサンプルごとに専用装置を設けてご使用されているということでした。
今後は使用頻度も増えてくるそうで、研究にご助力できていることを嬉しく思います。
また、新たな使用方法の話を聞くことが出来て、色々と勉強させていただきました。
これからも皆様の研究に貢献できよう頑張っていきますので、よろしくお願いします。(取材担当:徳永)

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