分析装置
受託分析・立会測定 Q&A
Q1:受託分析と立会測定の違いは何ですか?
A1:受託分析では、試料をお送りいただき、お客様の目的に沿った分析を弊社で行い報告書をご提出いたします。
主な内容としては、ionRocket DART-MSでは「添加剤分析」「劣化評価」「異物の異同識別」などになります。Volatimeship DART-MSでは「揮発成分の放出挙動評価」「試料間での揮発成分の比較」などになります。
「立会測定」では、測定内容は受託分析と同様ですが、お客様に弊社実験室にお越しいただき、弊社アプリケーションケミストとディスカッションしながら測定を進めていく方式となります。
試料が多くあり、結果を見ながら測定する試料を変える、あるいはどの部分のスペクトル解析するかを相談しながら決めていくなどが行えます。また、装置導入を前提とした実機の見学という意味合いでお越しいただくお客様もいらっしゃいます。
※複雑な解析など所定時間内で終わらない場合は、受託分析として解析のみ別途お引き受けすることが可能です。
Q2:どのくらいの期間で結果がいただけますか?
A2:受託分析に関しては、原則として10営業日で報告書をご提出いたします。
なお、特別なコースとして試料をお送りいただいた翌日午前中までに結果をご提出する『品質保証レスキュー隊!』というものもございます。
立会測定に関しては、その日に実施した測定や解析結果はその日にすべてお渡しいたします。
※受託分析のような報告書の形式でのお渡しはございません。
Q3:品質保証レスキュー隊!とはどのようなサービスですか?
A3:主に異物や異常製品などを対象としたものであり、試料をお送りいただいた翌日午前中までに測定結果をご提出するサービスです。例えば、ionRocket DART-MSでは異物の材質判断だけでなく同じ材質間でも識別が可能でありますので、混入源と考えられるものと異物が本当に同じものなのかを突き止めることが出来ます。また、食品や化粧品などのような複雑な組成を持つ製品でも正常品と異常品で成分的な差異があるかどうかを迅速に確認することが出来ます。
このような急を要する品質トラブル時に素早く結果をお出しできる心強いサービスとなっております。
※結果は、生データ(MSスペクトル)の形でご提出しますので、原則として比較対象試料との一対でご依頼いただく形となります。(スペクトルの差異の有無によって、異物の同定や成分の違いを確認していただけます)
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