コンビニ・プレップ Q&A | 理化学製品の株式会社バイオクロマト | 理化学製品の株式会社バイオクロマト

コンビニ・プレップ Q&A

製品情報

コンビニ・プレップM2 Q&A

Q1:コンビニ・プレップM2とは何ですか?

A1:吸着剤を用いた固相抽出を応用した分画・精製・脱塩~濃縮乾固までの一連の工程を一台で行うことが可能なシステムです。

Q2:VVC法とはどのような仕組みですか?

A2:吸引式ボルテックス濃縮とは(Vacuum Vortex Concentration法:VVC法)により表面積を増加させ、濃縮速度を加速いたします。試料を高温で加熱することなく濃縮することが可能です。(右図)
コンビニ・プレップM2では固相抽出時と濃縮時の工程で用います。

Q3:エンプティリザーバーの容量を教えてください

A3:60mlのエンプティリザーバーを採用しております。上限150mlまでの市販のエンプティリザーバー(規格の先端径)も対応可能ですので、用途や試料の容量に合わせた使用ができます。また、カートリッジ式SPEにも対応しております。

Q4:推奨している吸着剤はありますか?

A4:三菱ケミカル社製の疎水性相互作用をもつ吸着剤を推奨しております。
・セパビーズTM SP207
__芳香族系の母体に臭素を化学的に結合し、疎水性吸着をより高めた製品です。
__吸着力が強く、従来では吸着しにくい低極性化合物の吸着も可能です。
__また、比重が高いためバリザーバー内に通液する際に、吸着剤が壁面に浮き上がることなく使用可能です。

・ダイヤイオンTM HP20
__比較的大きな細孔を有している為、大きな分子の吸着に適しています。
__また、脱着性に優れ吸着物が容易に溶離出来るので適用範囲が広く、医薬品、天然抽出物精製等、
__幅広く使用されています。

* 細孔の大きさ SP207:最頻度半径 110Å、HP20:最頻度半径 290Å
* 吸着力    SP207 < HP20
* 真比重    SP207:1.18、 HP20:1.01

Q5:実際に機器を試したいのですが可能ですか?

A5:体験会・デモを随時実施しております。体験会では基本は弊社サンプルでのデモとなりますが、サンプルご持参で試されたい場合は、サンプル詳細・ご希望の内容をご連絡のうえ、ご相談ください。(担当:菊地 TEL 0466-23-8382)
※吸着剤はセパビーズTM SP207及びダイヤイオンTM HP20をご用意しています。

コンビニ・プレップM2についての詳細情報は こちら

 

デモ依頼・ご質問等受け付けております

 

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