プレートシール第2弾
導入事例紹介(ユーザーズボイス)
一晩たっても溶液が残っている点が良いと感じています
今回はRAPID Slit Sealをご購入頂いた研究者様に訪問させて頂き、使用方法や製品に関するご意見をお伺いしました。
(インタビュー先:製薬メーカー 研究者様)
プレートシールの活用方法
- HPLC, LC/MS 装置のオートサンプラーで96穴マイクロプレートを使う際のプレートシールとして、RAPID EPSとRAPID Slit Sealの2種類を使用しております。
S社のオートサンプラーではEPSを使用し、T社のオートサンプラーではSlit Sealを使用しています。
<各プレートシールの使い分け>
- 最初は両社の装置ともEPSを使用していたのですが、T社の装置で使用した際に、
ニードルの目詰まりが何度か起こりました。装置との相性が良くないためと考え、
ニードルと粘着剤が接触しないSlit Sealの使用を検討しようと無料サンプルを取り寄せました。実際にSlit Sealへ変更してから目詰まりは解消されています。
Slit Sealを使ってみて感じたこと
- (※Slit Seal:ウェル部分にスリットが入ってみり、打ち抜いた後でも穴が閉じるところが特徴)
<利点>
- オートサンプラー内が冷却されていることもあるのですが、
シールを打ち抜く形式のEPSに比べてもサンプル溶液が揮発しにくく、
一晩たっても溶液が残っている点が良いと感じています。
再分析や他の分析を行いたい場合にも残液を用いることが出来るので、サンプル再調製の手間が減りました。
<課題・ご要望>
- EPSの場合、ニードルで刺した跡が残るので、どこまで使用したのかが分かるのですが、
Slit Sealの場合は刺した跡が残らないので、どこまで使用したのかが分からなくなります。使用した箇所がわかるようにSlit Sealにペンでマークをしている人もいます。 - (※Slit Sealに目印となるマークがあればわかりやすいかもしれません。
貴重なご意見をありがとうございます。今後の開発の参考にさせて頂きます!)
取材者のコメント
今回訪問させて頂いた研究者様にはEPSとSlit Sealの2種類を使い分けて頂いており、大変嬉しく思いました!!
実際に製品をご使用頂いている方から喜びの声を聞くことができるのは本当に嬉しい限りです。
また製品に関するご意見を頂くことができ、特に改善点に関しては今後の製品開発の参考にさせて頂きます!
これからも多くの方から喜びの声を頂けるような製品を開発していきたいと思います。(取材担当:倉橋)
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